名義預金とは?
名義預金
名義預金とは
相続税の税務調査により指摘されるケースが多いのが、亡くなった方(被相続人)が配偶者や子供・孫などの名義で預金を残す…いわゆる「名義預金」と呼ばれるものです。
名義預金とは、形式的には被相続人の配偶者や子・孫などの名義で作られている銀行口座及びその預金であるが、収入や入金の経緯から考えて実質的には名義人のものではない預金口座のことを言います。
名義預金は相続財産!?
財産が誰のものかの判定は、単に名義人が誰であるかという形式のみに判断するのではなく、
①その財産の資金源は何か
②管理運用は誰が行っていたのか
③過去に贈与された事実はあるか
④名義人の収入の状況
これらの客観的事実を総合的に勘定して判断するものとされています。
総合的な判断ですから、名義財産をその名義人が保管していたとしても、贈与された事実が無ければ、実質は被相続人に帰属して相続財産となります。
相続時は思わぬところで落とし穴があったりするケースも散見されます。
身近なところからでも事前に出来ること、確認できることをきちんと行っていくことも重要です。
スタッフコラム
朝晩随分と寒くなり、段々と冬らしい季節となっていますね。皆様、お風邪など召されていませんか。今年も一月を残すのみとなりました。本当に一年はあっという間ですね。
お陰様を持ちまして、当相談所には今年も多くの方からの相続・贈与に関するご相談がありました。当相談所を選んで頂き感謝するばかりです。
平成29年も皆様のお役に立てるよう様スタッフ一同頑張って参ります!