贈与税の基礎控除とは?
贈与税の基礎控除
相続財産をあらかじめ生前に渡しておくことで、相続財産を減らす=相続税を減らすことが可能です。これを生前贈与といいます。ただし、贈与にも相続税と同様に贈与税という税金がかかります。贈与税は相続税よりも税率が高いのですが、贈与については年間合計110万円までの基礎控除額が認められています。
この基礎控除は、贈与を受ける者に適用されるため、1人あたり110万円以下であれば何人にでも贈与税を課されずに贈与を行うことができます。
例えば、贈与を受ける者が3名いて、10年間生前贈与を行えば合計で3,300万円の相続財産を減らすことが可能になるのです。
式)110万円×3名×10年間=3,300万円
しかし、毎年同じ金額を何年も贈与し続けると、贈与税を払わなければいけないケースもあります。これを「連年贈与」といいます。基礎控除制度をうまく利用しようとしても、正しい知識がないと節税にならなかったという話は少なくありません。詳しくは当相談所まで。
ごあいさつ
こんにちは。福岡相続相談所です。平成28年も始まりましたね。例年になく暖かい日が続きましたが、近頃ようやく冬らしくなって来た様に思います。皆さま体調管理にご注意下さいね。
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